バトルオブ炊き出し04 第3日目2食分まで

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シリーズ第4回目は,保存のきく食材だけで簡単に作れるお手軽和食と韓国料理です。

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以下は,2013年に書かれた記事でございます。

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宿泊を伴うロケを雪が降る前に終えることができ,まずは一安心の映像企画,『キャプテンビビッド』。
北海道の元炭鉱町,芦別市が舞台のため,当然雪の勢いも桁違いでございます。
企画内容に関しましては,本ウェブサイトの『キャプテンビビッド』のページ,もしくは,facebookページ(アカウントをお持ちでない場合や,ログインなさっていない場合でもご覧いただけます。),
https://www.facebook.com/captainvivid
いずれかをご参照いただくとして,
今回はロケ3日目の炊き出しについてご紹介いたします。

改めまして,今回の炊き出しのポイントをご紹介しておきます。
1)泊まりがけの撮影のため,事前の仕込みをなるべく必要としないメニューを用意すること
2)炊事場の規模が限られているため,鍋2つとホットプレート以外は,全てビニール袋を使用して作ることができるように考えること
snack01

 

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第3日目 深夜 前日仕込み

1)みそ汁仕込み
・大鍋に出汁の素と水を入れ,沸騰したら戻した感想わかめと刻み油揚げを入れます。
・ひと煮立ちしたら,味噌を溶き入れ,火を止めておきます。

2)朝食用ご飯セット
・14合ほどのお米を研いで炊飯器をセット

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第3日目 朝食 26名弱

1)わかめと油揚げの味噌汁
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2)わかめ炒め
・乾燥わかめをビニール袋に入れ,水を注いで戻します。
・ホットプレートを熱し,サラダ油を敷いてわかめを炒めます。
・乾燥えび(アミ)を入れて炒め,麺つゆとみりんとで甘めに味付けします。
・最後にごま油を回しかけ,ひと混ぜして出来上がり。
seaweed

3)ハムエッグ
・ホットプレートを熱し,油を敷いてハムと卵を焼きます。卵に塩を一つまみ。
・この際,卵は一度紙コップにひとつずつ割入れてプレートに注いだ方がミスが少なかったです。

4)ごはん

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昼食 26名弱

1)簡易プデチゲ
・大鍋にいきなり,適宜切ったピーマン・玉ねぎ・にら・えのきだけ・魚肉ハンバーグ・ベーコン・ソーセージを詰め込みます。
・その上からキムチをかぶせ,さらにインスタントラーメン(味噌)の粉末スープをふりかけ,水を鍋の半分ほどまで注ぎます。
・最後にごま油を回しかけて火にかけます。
・野菜に火が通ってかさが減ったら,インスタントラーメンの麺を上に載せ,さらにシュレッドチーズを振りかけて蓋をします。
・麺が柔らかくなったら,鶏がらスープの素と醤油,そしてみりんで甘めに味を調えて出来上がり。
・適宜器に盛って供します。
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2)プリン
・やはり,肉体労働には甘いプリンの方が良いようです。

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昼までの2食では,朝食の『わかめ炒め』と昼食の『簡易プデチゲ』がポイントでございました。
わかめ炒めは,何より乾燥わかめが主な材料なので大変お得。
もともとオジャコを使う予定でしたが,お高いので急遽乾燥エビ(オキアミ)にしたところ,
却って良いだしが出ていい結果になりました。
ごま油と甘辛い味をまとったわかめは,ごはんと大変相性が良く,
普段のお総菜にもおすすめできます。

そして昼食のプデチゲは何が『簡易』なのかと申しますと,
まず,最初に鍋に油を敷いてにんにくなどを炒める工程を省いたこと。
そしてランチョンミートがお高いので魚肉ソーセージ(ハンバーグ)にしたこと。
さらに,辛いのが苦手な人のために,辛みは別途コチュジャンを用意して好みで加えてもらうことにしたこと。
これら3点がその理由になりましょうか。
これだけの手抜きで,思った以上に調理時間を短くすることができました。
もともと韓国の,気どらないジャンクなお鍋ですので,
如何様にしてもそれなりに美味しくできるものでございますね。

このあと夕食が続きますが,
長くなりそうですのでそちらは次回にご紹介いたします。
実験的に試してみたメニューですが,これが思いのほか評判がよろしゅうございました。