札幌ビエンナーレ・プレ企画『表現するファノン-サブカルチャーの表象たち』

2011/10/29～11/23 札幌ビエンナーレ・プレ企画
『表現するファノン-サブカルチャーの表象たち』（札幌芸術の森美術館）
Art exhibition in Sapporo Art forest 2011

2011年10月29日（土）～11月23日（水）札幌芸術の森美術館で行われました
『札幌ビエンナーレ・プレ企画　表現するファノン-サブカルチャーの表象たち』に
くつした企画がブース出展いたしました。

入口正面

早くも・・・くつした企画映像作品『ナゲイレ』が見えてきました。

会場に入るといきなり・・・くつした企画のブースです。
奇しくも『お出迎え役』となった『3身合体一人アイドルユニット　山本しちゅう清美さん』の等身大モデル。

くつした企画の今回のテーマは『うそとわたしたち』
いままで、くつした企画が様々なプロジェクトの仕掛けとしてついてきた『うそ』を一堂に見せようという趣向です。

お芝居の裏設定の為に作られた、架空の子供番組『魔法の少女　ミルキー☆ディップ』
1981年に放送されて以来一度も再放送されていない伝説の番組・・・という設定です。

奥に見えるのは東南アジアの幻の王国『ポラタヤ王國』の紹介パネル。
そんな国はありません。

放送当時、子供たちを熱狂させた『ミルキー☆ディップ』のグッズ。

当時の貴重な衣装や小道具、そしてマニアが録画していた本放送当時の映像を放映！

こちらは『ポラタヤ王國』の映画を紹介したパネルです。

彼の地では映画産業も盛んで、たくさんの映画が制作されていますが
日本人には何がおもしろいのか理解に苦しむところ。

一方、こちらはアメリカのケーブルTV用に作られた企画。
クールジャパンがモチーフとなった日本製アメリカンヒーロー。
その名も『GEHINMAN』今回の展示が初お披露目です。

なぜ『GEHIN』なのかは・・・また次の機会に・・・。

くつした企画がアメリカのケーブルTV局『USB』と交わした契約書も展示。
契約金額は・・・結構な高額でした。

だんだん、うそと現実が曖昧になってきましたが、ご安心ください。
ここまでの展示は全部『うそ』です。
日本古来から伝わる華道の流儀『ナゲイレ』
一輪の花を花器へ文字通り「投げ入れ」ます。
くつした企画は日本独自の文化『ナゲイレ』の優雅な世界をドキュメンタリー映像によって紹介しました。
ドキュメント『ナゲイレ』は、いくつかの国際映画祭において賞をいただきました。

もちろん、花を投げ入れる『ナゲイレ』というルールは存在しません。