粉による応援うどん

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寒いです。
北の再果ては、この期に及んで吹雪です。
今年はこの時期にロケがないことを本当に幸運に思います。

しかし,ロケは時期を選びません。
吹雪の絵がほしければ,今ロケをすればいいじゃない。
マリーアントワネットの名言です。
そんな時には暖かいメニュー。
それはそれは寒いので,ご飯を別に炊いたりする余裕なんざありません。
なべ一つを温め,それを暖房代わりにみんなで囲み,温まったそばからよそって食べるのです。
うどんがいいですね。
そばよりは,断然,汁を十分含んで膨らんだ,あったかうどん。
今回は,汁にちょっとした工夫をすることで,さらに温まって腹もちよいメニューに仕上げることができました。

『ルー煮込みうどん』 15人~20人分

ゆでうどん 15玉(3食87円なんていうのも,今はありますよね。汁を吸って膨らむのでお得。)
油揚げ 5~8枚(なるべくスカスカして安い小揚げの方が,汁を吸っておいしいです。)
えりんぎ 2パック(大抵のスーパーでは一袋198円なのでお高めですが,個人経営の八百屋では,不揃いのものが一袋98円!ということもありました。)
きんぴら用水煮ごぼう 2袋
水煮山菜 2~3袋
もやし 4袋(一袋19円が経験的底値。)
豚切り落とし肉 800グラムくらい(グラム80円以下だったらラッキー。)
ちくわ もしくは さつま揚げ 2パック(安い方を。)
めんつゆ ひとビン
醤油
出汁の素

小麦粉 適量
ラード 適量(ラードではありませんが,お肉を買う時に『牛脂』を沢山持ってきて使うとよいかもしれません。必要なのは,勇気。)

<前日の作り方>
・エリンギは手で裂き,水煮野菜類は水気を切っておきます。
・油揚げは短冊切りにし,あえて油切りはしません。
・豚切り落とし肉は,大きいようならば適宜食べやすい大きさに切っておきます。
・ちくわもしくはさつま揚げは,斜め細切りにしておきます。

・鍋にラードか牛脂を多めに熱し,豚肉,ちくわ,エリンギを炒めます。
・豚肉の色が変わったら,水煮野菜ともやしとを入れて軽く油をなじませます。
・そこに,少しずつ小麦粉をふり入れてはかき混ぜることを繰り返します。かなり不安になるまで多めに入れた方が,とろみがしっかりつくようです。
・お水を少しずつ注ぎ,好みの濃度になったら油揚げを投入します。
・ひと煮立ちしたら,麺つゆと醤油,出汁の素で味付けをします。(甘みがほしい場合は,砂糖かみりんをくわえてみてください。)
・うどんをくわえて火を止めたら出来上がり。

<当日の供し方>
・うどんの入ったなべを火にかけ,焦げ付きやすいのでかき混ぜながら温めます。
・お椀にたっぷりよそって出来上がり。

汁を含んで膨らんだ,あったかうどん。
コシをなくしてしまった代わりに彼らが得た,ねっとりとしたコナモノの味が嬉しい冬メニューです。
今回はそこに,ラードで作ったルーをくわえて濃厚さと冷めにくさをくわえました。これが結構いい感じ。
うどんがなくなっても充実感のある汁ものとしていただくことができました。
意外に,コショウが似合います。

ルーは,別鍋できちんと小麦粉を炒めて作るという手もありますが,
ご提示した作り方のほうが,ダマになりにくい利点があります。
油揚げもあえて油抜きせずに,濃厚さを増してみました。
ちくわ若しくはさつま揚げは,お出汁の役割も担いますので,入れることをお勧めいたします。